Dai×2diary

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お家の塗装はDIYで

新築で建てた家も10年もすれば、外壁や屋根に劣化や色落ちなど目立ってきます。

それを機に塗装業者へ依頼を検討される方も多いんではないでしょうか。

リフォーム業界は、特に訪問営業が多く言葉も巧みです。

そんなこんなで契約してしまうなんて事は僕も良く聞きます。

 

2階建てのお家を基準にすると、塗装費用は優に100万円は超えてきます。

足場や塗料代も決して安くはないですが、ご自身で塗り替える場合だと

案外、20~30万円で済んだりします。

 

当然、ご年齢や健康状態にも関係はしますので

ご自身の体と相談しながら行う事が前提です。

 

手順さえ把握してしまえば、塗装は楽しいものですぐに慣れてきます。

そこで外壁等の塗装手順を細かくご説明いたします。

 

 

外壁をDIY塗装する時の手順

①屋根や外壁など、塗装箇所を高圧洗浄機にて汚れを落とす。

汚れが付着したまま塗装してしまうと、せっかく塗り替えても塗装が剥がれてしまう原因になります。

ある程度汚れを落としていれば、しっかり塗装が乗って長持ちします。

洗う時は、汚れを見逃さないように1m角くらいずつ丁寧に洗うのが上手く汚れを落とすコツです。

 

 

ケルヒャーの高圧洗浄機は、車や壁など幅広く活躍します。

値段もお手頃で、使う際の下準備もほとんど必要ないのでとてもおすすめです。

放水の圧力も十分なので、汚れを綺麗にこそぎ落としてくれます。

 

②コーキング処理

既存のコーキング箇所をカッターで両サイドの縦目に切り目を入れて、引っ張り出すという少し大変な作業が必要になります。

これは、お家の耐久性を少しでも取り戻すために行いますので「絶対的に必要」という訳ではありません。

 

もし、コーキングを増し打ちや新しく打ち換える時には塗装が乗る変成用のコーキングを使って下さい。

専用のコーキングガンも必要ですが、どちらもほとんどのホームセンターに置いてあるので

聞いた事がないという方は、一度検索してみて下さい!

 

 

 

③マスキングテープ養生(塗装面の境目をつけるため)

主にマスキングテープマスカーと呼ばれる物を使って

いわゆる縁取りをしていきます。

コーキングを打ち換える際も、綺麗に仕上げるためには

壁にはみ出さないように、左右にマスキングテープを貼って養生工程が必要です。

塗装の場合、おすすめのマスキングは紫色のテープです。

マスカーは基本550mm(窓)の幅と1100mm(土間)、たまに300mm(コードや樋など)を使います。

 

④塗装(下塗り)

ここまできて、ようやく塗装に入ります。

先に話したように、塗る場所以外は完全に養生で遮断しておきましょう。

まずは下塗り塗料を使って、下地を作っていきます。

下塗り材は白系を使い、その上から最終の上塗りをかければ壁にしっかり塗料が

密着し、吸い込みも最小限に抑えられます。

※せっかく塗装をするなら下塗りは必ず行いましょう。

 

⑤塗装(上塗り)

最後に本塗装をかけますが、塗りムラが出来ないように満遍なく塗ります。

ここも、1m角ずつくらいでしっかり目視でチェックをしながら塗り上げていきます。

基本はローラーで塗って、境目や縁にはハケを使いましょう。

 

⑥清掃(窓やサッシについた塗料落とし)

上塗りまで終えたら、養生していたマスキングテープやマスカー養生を慎重に剥がしていきましょう。

しっかり養生していても、どうしても塗料が隙間から入り込んでいたりします。

剥がして後で、入り込んでいた塗料をカッターや小さいヘラのようなもの削っていきます。

 

まとめ

自身で一度施工してみる事で、経験にもなって以来するよりも

出費を大幅に軽減する事が出来ます。

あくまでも、自分で塗装をしてみたい方や元気があって全箇所塗り替える

自信がある方への記事です。

実際に、自身で施工される場合は安全帯の着用など身の安全の確保は十分に行うようにしましょう。